2017年01月10日

【南島文化研修研】第199回シマ研究会の開催について

沖縄県図書館協会顧問 漢那憲治先生(元龍谷大学教授)が講師を勤められる研究会が以下の日程で開催されます。

沖縄の学校図書館はなぜ本土とは異なる独自の発達をとげたのでしょうか? なぜ沖縄の学校には小中学校も含めて広く司書が配置されたのでしょうか? 
沖縄独自の「学校図書館文化」とそれを支えた「教師たち」に注目し、戦後の沖縄の教育史を振り返りながら、その問題をみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
平日の開催となりますが、学校図書館のみなさんはもちろん、戦後の沖縄の教育史にご関心のある方もぜひお越しください。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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【第199回 シマ研究会】 ※入場無料・事前申込不要
テーマ: 占領下沖縄における学校図書館文化を支えた教師たち
講 師:漢那憲治(南島文化研究所特別研究員・元龍谷大学文学部教授)
コメンテーター:山口真也(南島文化研究所所員・沖縄国際大学総合文化学部教授)
日 時:2017年1月23日(月)午後4時20分~5時50分
会 場:沖縄国際大学 13号館1階会議室

【南島文化研修研】第199回シマ研究会の開催について
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 戦後沖縄において学校図書館が設置されていくのは1950年代後半に入ってからと言われる。そして、沖縄各地で学校の創立記念事業として学校図書館が地域社会の協力を得て建設されていた。復帰前にこのようにして建てられた独立棟の学校図書館が69館にも達していた。沖縄の教師たちが、このように学校図書館に対して熱意と情熱を持っていたのかの背景(1.沖縄教員等内地派遣研究制度、2.沖縄教職員会・学力問題、3.琉米文化会館図書館活動、4.南部地区図書館協議会、5.学校図書館協議会、6.学校図書館法・学校図書館モデル校制度<1965~1998>)を探り、学校図書館文化の発展に寄与した教師たちの動向を概観する。


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Posted by 沖縄県図書館協会 at 17:01│Comments(0)お知らせ
 
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